【保護者にアンケート】お手伝いって、どんなことしてる?
保護者の皆さん、先日実施したアンケートにご協力いただき、ありがとうございました。
「ほかのご家庭では、どんなお手伝いをしているのかな?」という素朴な疑問から始まった今回の企画。
「今の年齢なら、どんなことができる?」
「言われなくても、自分からやってほしいな……」
そんな疑問や日頃のもやもやを、皆さんのリアルな声とともにご紹介します。

■Q1.いつもどんなお手伝いをしていますか?
うちの子と同じくらいの年齢だと、どんなお手伝いをしているのかな? お子さんが普段しているお手伝いについてお聞きしました。

[お部屋の掃除][お風呂そうじ][食器の片づけ]など、子どもがチャレンジしやすく、親も比較的見守りやすいお手伝いが上位に。
「その他」の回答では、[3歳の弟のお世話]や[日めくりカレンダーを変える]といった、低学年ならではのお手伝いもありました。
思わずかわいいと感じるお手伝いから、家族の一員として頼もしいお手伝いまで、さまざまな回答が集まりました。

給食でも行っている[ごはんの用意・配膳]から、自分の身の回りのことでもある[洗濯物を干す・たたむ]まで、さまざまなお手伝いがランクイン。
「その他」の回答では、[庭仕事]という声も。家族と一緒に作業をしながらできるお手伝いで、いいですね。

[ご飯の用意、配膳]だけでなく、[料理のお手伝い]も上位にランクイン。
「その他」の回答では、[おつかい]という声もありました。
自分でできることがぐっと増える、高学年ならではのお手伝いですね!

低学年から高学年になるにつれて、自分の身の回りのことができるようになり、料理のお手伝いなど、任せられることも少しずつ増えていくようです。頼もしいですね!
なかでも[おつかい]には、「私も任せてみたい!」という声も。でも、最近のセルフレジは操作が複雑そうで、ちょっとドキドキ。実際にしているご家庭に、詳しく聞いてみたいところです。

一方で、各年齢層で「何もしない」という回答もありました。
お手伝いは、必ずしなければならないものではありません。でも、「将来、自分のことは自分でできるようになってほしい」「家族の一員として、できることを少しずつ増やしてほしい」というのも、親心ですよね。
■Q2.おすすめのお手伝いを教えてください
「うちの子が続けているお手伝い」や「楽しそうに取り組んでいるお手伝い」など、各ご家庭で実践しているおすすめのお手伝いを教えてもらいました。
●料理で重要な工程を任されたときは楽しそうにしています。(切る、炒める、味付けなど)
●次女は料理が好きなので、料理を手伝いたがります。
●楽しそうにしてるのは料理の手伝いです。
●包丁で具材を切る事は楽しそうにしています。
●ピーマンの肉詰めや餃子包み、きゅうりスライスなど簡単な料理の手伝いをしてくれています。
●ご飯の配膳のお手伝いをお願いすることが多い我が家です。こどもたちも早くご飯を食べたいので無理なく手伝ってくれるので助かります。
●全てのお手伝いを継続して行ってくれていますが、特に楽しそうで意欲的なものは料理を作ることです。


●暑い時期のお風呂掃除は、水浴びも兼ねて遊びながらピカピカにしてくれます。
●お風呂掃除の泡立つ洗剤とシャワーが楽しいらしく、30分くらいかけてしっかりとやってくれます。
●学校に行く前にゴミ捨ては毎日行ってくれています。近所の方にあいさつをしてから行っているようです。
●ゴミ捨てをいつもしてくれます。雨の日でも傘をさして、進んで捨てに行ってくれます。カレンダーを見て「今日は何曜日やから、何ゴミの日!」と教えてくれるので、とても助かっています。
おかげで、自分が捨てようとしているものが何ゴミになるのか、どうやって捨てるのかなど、自分で考える力も少しずつ身についてきているように思います。将来、一人暮らしをしたときにも役立ってくれたらいいなぁと思います。
●大物の洗濯物を洗うときに、踏み洗いをすることがあります。お風呂場で洗濯物を踏みながら洗うのが、楽しそうです。
●ペットのお世話(水交換、えさやりなど)

子どもたちが「楽しそうに取り組んでいるお手伝い」では、料理のお手伝いやお風呂掃除が多く挙がりました。料理では、切るだけでなく調理まで楽しんでいる子もいるようです!
「継続しているお手伝い」として多かったのはゴミ捨て。何ゴミの日かを自分で確認したり、近所の方へのあいさつをしたりと、お手伝いを通して生活の中で学んでいる様子も見られました。頼もしいですね!
お手伝いは、家族の役に立つだけでなく、自分で考えて行動する力を身につけるきっかけにもなっているようです。
■Q3.お手伝いに関する「悩み」や「困りごと」はありますか?
とはいえ、思いどおりにいかないこともありますよね…。お手伝いにまつわるモヤモヤ、困りごとについて聞いてみました。

【具体的には…】
●お風呂掃除や洗い物など、まだ完璧にできるわけではないので、見守ったりチェックしたりする必要があります。でも平日はその余裕がなく「結局、自分でやったほうが早い」となってしまいます。
●お手伝いを習慣にしたいが、平日は時間的に余裕がなく、自分が済ませたほうが早いので頼むのをやめてしまう。
●子どもがすごくやる気になってくれているのに、そのタイミングで教えてあげるこちらの余裕がないと、せっかくの機会を逃してしまうようで、惜しい気持ちになります。
●時間が無いときに料理の手伝いをしたがった時は、困ります。
●複数お手伝いをお願いした場合、兄弟で取り合いのケンカになるので普段より時間がかかります…
●洗濯物たたんでくれるのは嬉しいけど、適当すぎてシワシワになったりしてます😓
●『家のことはみんなで協力して暮らそう!最低限、自分のことは自分でしよう』と言い続けているが、子どもは自分が食べたお菓子のゴミすら自分で捨てず💢 我慢できずに親が片付けしてしまう…これの繰り返しです💦 継続してお手伝いが出来るような声かけ、作戦などがありましたら教えて欲しいです。
●完璧を求めてはいないが、やるならちゃんとやってほしい。でも伝えるのが難しいし、やる気を損ねたくない。親も子どもも楽しくお手伝いができる方法が知りたいです。
●宿題の時にはお手伝いをしてくれるけど、普段はTVやYoutubeなどに引っ張られやすい
●テレビに夢中な時はなかなか手伝ってもらえません…

お手伝いに関するお悩みでは、「やってほしいけれど、時間や心の余裕がない」という本音の声が多くあがりました。
子どもがやる気になったタイミングで教えてあげられなかったり、見守る時間がなく、つい「自分でやったほうが早い」となってしまったり……。また、仕上がりが気になったりと、親ならではのもやもやですね。
「やる気を損ねずに、どう伝えればいい?」「親も子どもも楽しく続けるには?」など、みなさん試行錯誤しているようです。

■Q4.お子さんがお手伝いに取り組みやすいように工夫していることはありますか?

ここからは、「こんな工夫をしています!」という、みなさんのアイデアや声掛けの仕方をご紹介します。
【工夫編】

洗濯物が分かりやすいように、子どもの分はネットに入れて分けて洗っています。自分の洗濯物は、自分でたたんで片付けてくれています。

多くを求めず、できる範囲でお願いするようにしています。

親子で一緒に取り組むようにしています。

当番制にして、1人ひとつ役割を決めています。忘れていたら声かけはしますが、代わりにはしないようにしています。

お風呂掃除は子どもだけでなく、家族全員で順番にまわしています。

「片付けて」と言うだけではなかなかやらないので、親子で一緒に片付けるようにしています。

お手伝いをしたら、お小遣いを渡すようにしています。
【声掛け編】

「私より上手にできるから、手伝って〜!」とお願いするようにしています。

『ありがとう!助かる〜!』とお礼を言うと、どんどんお手伝いしてくれます。『助かる』というワードは絶対につかってます。

また次もお手伝いしたいと思ってもらえるように、「ありがとう」「助かったよ」と感謝を伝えています。困っていることや、お手伝いしてもらえると助かる理由も、できるだけ事前に伝えるようにしています。
感謝の気持ちは毎回伝えつつ、家族の一員としてみんなで家事をするのは当たり前、ということも時々伝えています。ただ、大人でも気分が乗らないことがあるので、内容によっては断られても無理強いはしません。

みなさんの工夫で多かったのは、「ありがとう」「助かる!」と感謝を伝えること。できたことを褒めたり、お願いするときに「助けてほしい理由」を伝えたりと、子どものやる気につながる声かけを大切にしているようです。
ほかにも、親子で一緒に取り組む、役割を決める、できる範囲でお願いするなど、それぞれの家庭に合った工夫がありました。モチベーションのためにお小遣いを渡すというご家庭も!
「やってみようかな」と思えるきっかけをつくることが、お手伝いを続けるポイントなのかもしれませんね。
■Q5. お手伝いの「ごほうび」や「おこづかい」はどんな風に取り入れていますか?
「お手伝いをしたら、ちょっと嬉しいことがある!」という仕組みも気になるところ。
ごほうびやおこづかいを取り入れているご家庭に詳しく聞いてみました。
【ごほうび編】

お手伝いをしたら、タブレットを使える時間を延長しています。

お手伝いをしたら、1回30分くらいゲームをしてもOKにしています。

お菓子やアイスを買うなど、金額は特に決めず、かわいらしい範囲でごほうびを用意しています。
【おこづかい編】

お手伝いの内容によってポイントは変わりますが、基本的には1つのお手伝いにつき、年齢分のポイントがたまる仕組みにしています。アプリでポイントを管理し、たまったポイントはお菓子や文具など、自分で好きなものを買うために使っています。

長期休暇の少し前から「お手伝いビンゴ」をしています。タテ・ヨコ4マスずつあり、1日達成で10円、4日連続達成で100円。毎日達成できると、17日目からは1日100円もらえる仕組みです。
ビンゴで貯めたお金を、長期休暇中に自分の好きなことに使って楽しんでもらっています。

お手伝い1回につき、50円のお小遣いを渡しています。

おつかい1回につき、100円のお小遣いを渡しています。

以前は「ゴミ捨て1回につき10円」など、お手伝いごとにお小遣いを渡していましたが、毎日進んでしてくれるようになったので、今は月500円のお小遣いを渡しています。お手伝いを通して、働くことで対価を得ることを学んでもらえたらと思っています。

ほうびやおこづかいの取り入れ方は、ご家庭によってさまざまでした!
お手伝いの内容に応じてお菓子やゲーム時間が増えるほか、ビンゴやアプリを使用してお金を貯めるなど、楽しみながら取り組める工夫もありました。

一方で、「家事は家族みんなで協力して行うもの」と考え、ごほうびは取り入れていないというご家庭も。本当に、それも大切な考え方ですね。
お手伝いを通して少しずつできることを増やしながら、子どもたちが成長し、自立していく姿を、私たちも楽しみながら見守っていきたいですね。

アンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました♡

今回のお手伝いアンケートでは、「うちだけじゃなかった!」と思える声や「こんな方法もあるんだ!」というアイデアもあったのではないでしょうか。
他のご家庭のリアルな声が、みなさんのヒントや安心につながりますように。
ぜひ、ご家庭でのお手伝いについて考えるきっかけにしてみてくださいね!

