【6年生】広島平和学習に行ってきたよ
10月6日(金)、鬼無小学校6年生の子どもたちが「広島平和学習」に行ってきました。平和記念公園、平和記念資料館を見学し、語り部の方の講話を聴かせていただきました。これまでの学習と今日の体験や見学をつなげ、平和への考えを深めるのが平和学習の目的です。
語り部の方の講話を聴いてどう思いましたか?
語り部の瀧口さんが避難しようと川の中ほどに中之島とよんでいる島があって、当時は水深が浅く歩いて渡ったそうです。川の中に足を入れると飛び上がるほど火傷が痛かったそうです。聞いているだけで痛かったのが感じられました。
私たちが想像するよりも、体験した人の方が戦争で怖い思いや痛い思いをしたんだなと思いました。家族を亡くした人も多かっただろうし、それからの復興も大変だろうなと思いました。
ぼくは語り部さんの話を聞いて原子爆弾の威力はやばいなと思いました。とくに爆発してから一瞬で熱線が当たってすぐに腕がやけどしたと言っていたので、そこが印象に残っています。
毎日野球ができるということはふつうの事じゃないなと思いました。
語り部さんの話を聞いてしょうげき的だったのは、1ぱつ原子ばくだんで手をやけどして、それに長い間苦しめられたことです。考えたことは戦争は人から大切な命をうばっていくこわさを伝えていきたいと考えました。
平和記念資料館を見学して感じたことを教えてください
戦争と関係ない小さい子どもたちまで空襲を受け、たくさんの人が亡くなったと知りました。写真を見ているだけで恐ろしくなりました。
亡くなった人の私物があったり、道徳の授業で習ったさだ子さんの年表やさだ子さんが折った折り鶴もありました。小さいのにとても先まできれいでした。ずがいこつの写真が怖かったです。長かったので、それほど戦争は長く続いたんだなと思いました。
わたしは、資料館にいって備品などが思っていたよりもたくさんありました。その備品などは黒くよごれている物が多かったので、爆発などがすごかったことがわかりました。
ほかにも絵や写真などがありました。絵や写真はちょっと目をそむけたくなるようなものもありましたが、その時になにがあったかとてもよくわかりました。
ひばくした人がすごいやけどでちょっとこわかったです。原子爆弾おとすのは人のやることじゃないと思いました。一番おもったのは平和な毎日を大切にしたいと思いました。
子供たちの様子を先生からちょこっと教えてもらいました。
6年1組 池内先生より
当日、行きのバスで「はだしのゲン」の実写版ドラマを見たのですが、ゲンの弟の「あいよっアンちゃん!!」が子ども達にウケて、男子の間でしばらく「~して。」「あいよっアンちゃん!!」というやりとりがはやりました。
帰りのバスではなぜか大合唱が始まり『おかあさんといっしょ』の「バスに乗って揺られてる♪ゴー!ゴー!」「新時代はこの時代だ♪」等、みんなであいの手を入れながらにぎやかに歌っていました。
なお、あまりにうるさくなりすぎて寝ている子をおこしてしまい、最後には池内が注意してお開きになっていました。
6年2組 瀧岡先生より
語り部さんの話を聞く姿や資料館での見学する姿勢がいつもの陽気な様子とは違い子どもたちの真剣な思いが伝わってきました。バスの中で見た「はだしのゲン」実写版ドラマに全員がうるうるしながら家族の愛と平和の大切さを感じていました。
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語り部の方の講話、実際の備品等をみて日本で戦争があった事実を耳と目で感じとった子どもたち。一瞬で世界が変わってしまう、、それが戦争なんですね。決してこの戦争を風化せず平和であることを感謝し、一日一日を大切にしていきたいですね。