子どもの習い事、みんなどうしてる?

保護者の皆さん、先日ミッタメールにてお知らせいたしました
お子様の習い事に関するアンケートにご協力いただき、誠にありがとうございました。

「気になるけど、なかなか聞けない…」「うちだけじゃないよね?」
そんなちょっとしたモヤモヤや疑問をのぞいてみた今回の調査。

集まった声には、習い事を選ぶ理由や通わせ方、続ける工夫など、
思わず「あるある!」とうなずきたくなるエピソードがいっぱいでした。

そんな、アンケート結果をぎゅっとまとめてご紹介します。


● いま、どれくらいの数の習い事をしているの?

お子さんが現在取り組んでいる習い事の数についてお聞きしました。(1人あたりの習い事の数)

【1.2.3年生】
【4.5.6年生】
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低学年では「2〜3個」高学年では「1個」の習い事をしているお子さんが多いという結果になりました。
低学年のうちはいろいろ挑戦してみて、高学年になると好きなものを続けるスタイルに落ち着くのかもしれませんね。

また、意外にも「習い事はしていない」という回答も全体の約2割あり、家庭によってさまざまな選択があることが分かりました。

● 習い事にかけている費用はどれくらい?

1人あたりの月額費用について教えていただきました。

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最も多かったのは「8,000円~10,000円未満」「20,000円以上」という、ちょっと意外な結果に。
習い事を2つ、3つと続けていると、月々の費用も自然と積み重なっていきますよね。
また、ユニフォームや道具代、試合や発表会にかかる費用など、月謝以外の出費が発生する場合も。
「通わせたい気持ちはあるけれど、金銭面の負担が悩ましい…」という保護者の声も聞こえてきました。

● どんな習い事をしているの?

実際に通っている習い事について、教えていただきました。

【低学年】
1. 水泳・スイミング
2. 英語・英会話 / 硬筆・習字
3. サッカー・野球・剣道などスポーツ系

【高学年】
1. サッカー・野球・剣道などスポーツ系
2. 学習塾・公文式など / 硬筆・習字
3. 英語・英会話

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低学年では、小さいころから続けているお子さんも多い「水泳・スイミング」が最多という結果に。
一方で高学年になると、人気のスポーツ系に加えて学習系の習い事がぐっと増えてくる傾向が見られました。

こうして並べてみると、本当に多種多様な習い事がありますよね。
「うちの子にはどんな習い事が向いているんだろう?」と、迷う保護者の気持ちにも思わず共感してしまいます。

● 習い事を始めた“きっかけ”は?

スタートの理由や、選ぶときに大切にしたポイントを伺いました。

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子どもの“やりたい!”という気持ちを大事にした」という声がもっとも多く寄せられました。
また、習い事を選ぶ際には「練習の頻度」や「送迎の負担」など、続けやすさも大事なポイントのようです。

さらに、「親としてやらせてみたかった」「きょうだいで一緒に通わせたい」といった家庭ならではの事情も見られました。習い事を始める理由には、いろいろな思いが込められていることが分かりますね。

● 習い事をして「よかった!」と思うのはどんなとき?

習い事の中で感じた成長や、良かったエピソードをお聞きしました。

  • 体力がついて、風邪をひかなくなりました。
  • 習い事の時間が楽しそうで、家族でも学校の先生でもない大人との関わりが持てていることが良かったと思う。
  • 良かった事といえば、頑張って続ければ出来る、上手になる精神が養えた事。 その代わり、親の送迎等の負担はある。
  • 親子で習える(書道)
  • 先輩ママがたくさん居て、学校のことから家のことまでいろいろ相談できる。
  • 年齢関係なくコミュニケーションが取れる機会は良い。中学生以上になると、挫折する経験をどう乗り越えるかを自分で考えられるのが良い。チャレンジする機会があり、失敗を乗り越える経験が出来るのが良い。色んな子供と話ができるのは大人から見てもいい経験になる。
  • 幼少期から始めたので行かないという概念がなく習い事があたりまえになってくれた。
  • 上の子は5年間続けたプールを目標の級に合格して区切りをつけました。自分で決めた目標を達成して辞める、前向きな辞め方でよく頑張ったと思います。
  • 2ヶ月に1度メインの競技が変わるので、色々な競技を体験できること。 楽しみながら、体力や技術の向上ができること。
  • 違う学校の友達と一緒に目標に向かって頑張ることで、学校や家族とは違う場所での居場所ができて、心が豊かになっていると思う。
  • 送迎の車の中で会話が増えた事が良かったです。また、親ではなかなか教えれない事(水泳、英会話)が上達してるので、将来少しでも役に立てば良いと思いました。
  • 泳ぐのが上手になった。 計算が早くなった。
  • 送迎の時間も子どもとの時間にもなり、会話が増えて 気持ちや考えも理解しやすくなったし、送迎や習い事させてもらえて嬉しい!と、子どもから感謝される事が増えた。
  • 試合の応援で子どもががんばっている姿を見ることができた。
  • 他校の保護者とも情報交換ができる
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習い事を通して子どもの成長はもちろん、仲間や先生との出会い、親子の会話が増えるなど、たくさんの“良かったこと”が寄せられました。
続ける大変さや送迎の負担もある一方で、子どもたちの頑張る姿や前向きな経験が、親にとっても大切な宝物になっているようです。

● 習い事の“悩み”や“負担”は?

続ける中での困りごとや気になる点についても率直な声をいただきました。

  • 姉妹で習わせたいけれど、年が違うので同じクラスに入れないこと。送迎が2倍、土日の時間も削られることが嫌で決心がつかない。
  • 家で練習しない。
  • 本人たちが習い事はしたくないと言っており、色々と体験させましたが結局何も習っていません。学校の早い日だけ、お友達と遊んでいます。
  • 今習っている以外にも「やりたい」と言っているものがあるが、時間とお金が…
  • 習い事の月額が22,000円超と高額なことが悩みです…中三の兄も含めたら...:(´◦ω◦`):ガクブル
    2人とも辞めたいと言わないのはすごいと我が子ながら褒めちぎりたいのですが、辞めないなら、もっと真剣に取り組んで欲しいのが悩みです...
  • 同じ曜日に習い事が重複し、時間的に私1人では送迎が難しく祖父母に協力してもらっている点
  • 学校の宿題をする時間がなくて困る。
  • 兄弟が多いので何か習わせようと思っても金銭的に厳しい。
  • 宿題の仕方について。うるさく言わないとしないことがある。
  • 土曜日に3つ習い事をかけもちしていて、平日に分散したいけれど、送迎が難しくて平日に習い事をさせられないことが悩み。
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習い事って楽しいけれど、送迎に時間にお金に…と、悩みはつきませんよね。
「きょうだいで時間が合わない!」「家で全然練習しない!」「やらせたいけど続けられるかな…」など、皆さんの声に“あるある”がいっぱいです。

● 子どもが“辞めたい”と言ったとき、どうしてる?

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ここからは、ちょこっと番外編。
「辞めたい」と言われたとき、みなさんはどう向き合っているのでしょうか?
よくあるお悩みとして、そんな時の声かけや考え方についてもお聞きしました。

【よくあるお悩み】
子どもが「辞めたい」と言い出した時、どのように声かけしますか?

ゴールを設定してそれをクリアしたら辞めてもいいと話し合う。例えば水泳なら25m泳げるようになったら…など

とりあえず、どうして辞めたいか、自分がどうしたいか聞いてみる。その理由にもよりますが、こういう考え方、見え方もあるよと助言し、もう一度子どもに考えるよう促してみる。

辞めたい理由は確認しますが、基本は最後まで必ずやらせます。途中で辞める事はさせません。始めるときに中途半端に辞めたいと言う位ならやらせないと伝えますし、やるからには少なくとも自分の中で全力を出し切るように伝えています。自分が始めたものを簡単に辞められると思わせたくないので。いじめ等に関する事なら勿論親として動きますが、小学生の期間は最後まで継続する経験・達成感を感じて頂くよう考えてます。

「やめたらいい」と言う。無理に続けるものではなく、色々なことに挑戦したらいいと思っています。

なぜ辞めたいのか?をしっかり聞いてあげる。 辞める・辞めないということより「どう感じたか」を大事にしてあげたい。 辞める=悪いことではないと伝えて、子どもに寄り添ってあげる。 そうすると自分で考えて決めるチカラも育つのかなぁと!

スイミングに通っているのですが時折り「辞めたい」という時があります。「辞めてしまうとスイミングで出来た他の学校のお友達にも会えなくなるし、クロールや背泳ぎなども出来ないままになってしまうけどいいかな?」と声かけをします。そういうと「もう少し頑張ってみる」というので様子をみます。でも、本人が「どうしても辞めたい」と言った時には辞めさせようと思っています。

まずは理由を聞き、めんどくさいって言ったので、辞めるのは簡単やけどせっかくここまで頑張って出来るようになったんやから、もうちょっと頑張ってみよう、と声かけしました。 行くのがめんどくさくて、行ったら楽しそうなので…

辞めたい!時は、なぜ辞めたいのか?の気持ちをしっかり時間をかけて聞き出し、その理由によって 辞めるか続けるかを話し合いしています。 基本、自分がやりたい事をさせているので、自分の目標を達成したのか!? 辞めてどうしたいのか!? も聞くようにしています。
習い事を続ける事が大事!だと、思う方が多数だと思いますが(私も思いますが)、色々な習い事を経験させて、自分に合った習い事を見つける事も大事だと私は 思うので、その子に合った 楽しく続けられる習い事を見つけられる環境つくりも心掛けています。

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「辞めたい」と言われたときの向き合い方は、ご家庭によってほんとうに様々ですね。
理由をじっくり聞いて寄り添う方、目標を決めて区切りをつける方、無理に続けさせないという考え方の方…。
どれも“子どものためにどうするのがいいんだろう?”と悩みながら選んだ答えなのが伝わってきます。

正解がひとつじゃないからこそ、今回の声が「こんな考え方もあるんだ」と、少しでも参考になればうれしいです。

● 定期的な習い事以外の取り組みは?

体験イベントやワークショップなど、普段の習い事以外で参加している活動についてもお聞きしました。

ロボット作り体験、サンポートで行われる大道芸を見学、など、無料で体験できるものをメインに参観しています。

学校から持ち帰るイベントチラシで楽しそうなものがあったら参加しています

季節の行事イベントや子供たちが参加したい、やりたいと言ったことには土日祝を利用して参加してます。

短発で参加できるスイミングや、ウォーキング企画などに参加

夏休みに開催されるアート教室

本人の興味があれば、費用にもよりますが、スケジュールの許す限り積極的に色々申し込みます。ビーチクリーンや自然遊び、工作など。 わくわく教室にもいつもお世話になっていて、助かっています。

過去には市報などで公募している運動系(走り方・ヨット体験など)や芸術系のイベントに参加。 現在応募中のものは親子で椅子づくりなど、普段なかなか体験できない面白そうなものがあれば積極的に参加しています。

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ロボット作り、アート教室、自然体験、親子での工作、スポーツ体験など、子どもの「やってみたい!」をきっかけに、土日や長期休みを使って楽しい経験を広げている様子が伝わってきます。

無料で参加できるものや、気軽に挑戦できる単発イベントを上手に活用している方も多く、“習い事だけじゃない学びの場”がたくさんあるんだなと感じられる結果でした。

アンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました♡

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他のご家庭のリアルな声が、みなさんのヒントや安心につながりますように。
子どもたちの成長を支える習い事について、今回の特集が少しでも参考になれば幸いです。