けん玉師・伊藤祐介さん来校! ゆめ企画「きなしっ子 わくわく けん玉チャレンジ」開催
【令和7年 11月22日】
学習参観の2校時目に、鬼無の子どもたちがずっと楽しみにしていたゆめ企画「きなしっ子 わくわく けん玉チャレンジ」が開催されました!
通算10度のけん玉日本一に輝き、2つのギネス記録保持者でもある、プロのけん玉師・伊藤祐介さんをお招きして行われた特別イベントです。
会場である体育館は、伊藤さんをお迎えする準備が整っており、子どもたちのワクワクが高まる会場になっていました♪




■第1部:けん玉師 伊藤祐介さんによる けん玉ショー!
三味線のBGMが流れ出し、なんと伊藤さんが2階から登場!
手には、2階の廊下から床につくほどに長い特大けん玉。

その後も次々と技を披露してくださいました。



伊藤さんによると、このけん玉で出来る技の数は、なんと3万種類以上もあるそうです!



けん玉は約100年前、広島県廿日市市が発祥と言われています。
歴史にも触れつつ、圧巻の技を間近で見れる貴重な時間となりました!

伊藤さんがけん玉を始めたのは、なんと7歳の頃。
「一生続けたい」と思うほど夢中になり、懸命に練習を重ねてきたそうです。
そして大学卒業後には、世界で初めての“プロのけん玉師”として活動を始めました。
「大切なのは、いっぱい練習すること」「好きなことを突き詰めること」
伊藤さんが語ったこの言葉に、子どもたちも大きくうなずいていました。
伊藤さんの好きな技は「もしかめ」。
なんと7時間・6万回以上続けて、ギネス記録にも認定されたほどの腕前です。
■第2部:子どもたちからの質問コーナー
子どもたちの素直な質問に、伊藤さんが丁寧に答えてくれました。

Q:もしかめは何回できますか?
→「約6万回、7時間できます! ギネス記録にもなりました」
Q:昔のけん玉と今のけん玉は、どちらが技がやりやすいですか?
→「今のけん玉の方が技がやりやすいです。一番やりやすいけん玉は、1万円くらいします(笑)」
Q:けん玉の技をするときに、大事なことは何ですか?
→「ひざです! 手だけじゃなく、ひざと体で技を行うことが大切です。」
Q:一番むずかしい技は?
→「“マテオチャンス”という技です。ぜひ調べてみてください!」
■いよいよけん玉チャレンジ!
第2部の後半は、いよいよ子どもたちと一緒にけん玉チャレンジ。



約40人の児童が参加し、応援の声が体育館に響き渡りました!

最後に、伊藤さんから子どもたちへ
「けん玉の素晴らしいところは、一生懸命がんばれば、ちゃんとできるようになるところです。
けん玉を通して“一生懸命がんばる力”をこの学校で学んでほしいと思います。」
とエールを送ってくださいました。

■イベント後のインタビューより

伊藤さんは、子どもたちとの共演について
「学校全体でけん玉に取り組んでくださっていて、すごく嬉しいです。
このイベントをきっかけに、学校の歴史とともにけん玉が長く続いてほしいです。
そして、けん玉に限らず、好きなことを見つけて続けてほしい。
好きなことなら、モチベーションに関係なく続けられると思います。」
と話してくださいました。
また、「上達へのアドバイスは?」という質問には、
- 短い時間でも毎日続けてほしい。それが習慣になっていきます。
- 練習というより“好きだからやる”という気持ちで続ける。すると自然に続いていきます。
- つまずいた技は無理に追わず、好きな技を伸ばす。どうしても諦められない技には時々挑戦する!
と、子どもたちにも実践しやすい言葉をかけてくださいました。
伊藤さん、優しいお言葉ありがとうございました(*'ω'*)

■さいごに
今回のイベント開催には、PTAからも鬼無地区文化祭バザーでの売上の一部を寄付させていただきました。
そのほかにも、保護者の皆様、学校運営委員会、掲示クリエーターのみなさん、たかまつ讃岐てらす財団など、多くの方々のご協力があり開催となったそうです。
子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを全力で応援してくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

