令和六年度 卒業式

祝辞
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
また、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。
PTAを代表しまして、ご挨拶させていただきます。
皆さんが生まれて十二年の月日が流れました。
お父さん、お母さんの愛情をたっぷり受け、六年前、まだ小さかった皆さんは、この鬼無小学校に入学し、これまで生きた人生の半分をここで過ごしてきました。
勉強や運動はもちろん、友だちとの関係づくりや、様々な経験を通じて、一人ひとりが大きく成長し、今日この日を迎えています。
これまで私は、毎年卒業生に、大切な言葉を一つずつ送ってきました。
一昨年は【おかげさま】、昨年は【ありがとう】という言葉を送りました。
【おかげさま】は、一人で生きているのではなく、自分の気づかない大勢の陰(かげ)の力があればこそ、今があるということ。
【ありがとう】は、相手のことを考え、感動をもたらし、心を動かす魔法の言葉である、ということです。
そして今日、卒業するみなさんには【 信 念 】という言葉を送ります。
【信念】は「信じる念」と書きますが、「信」は人が言う、「念」は今の心と書きます。
つまり、心の奥にしまい込んだ想いを言葉に発し、今この時に心を集中させること、今の心を紡いでいくと、必ず花開くということです。
自分の思いや、考えを言葉にするということは実現に向かっての決意の表れです。
これから、皆さんはいろいろな人に出会い、多くのことを経験することでしょう。
時には失敗をして、その度に不甲斐なさを感じ、悔しい思いをするかもしれません。
それでも、自分の【信念】を持っていれば、また立ち上がることができます。
悩んだり苦しんだりしながらも、最終的な決断をするのは自分自身です。
何が起きても、【信念】を持って選んだ道を進むこと。
どんな日があっても必ず明日はやってきます。
未来に向かって進んでください。
未来は全て今の結果であり、過去は全て今この時のためにあります。
過去を振り返るときは、【ありがとう】と言う時だけです。
今日、卒業式が終わり家に帰って、お父さん、お母さんに「ありがとう」と一言伝えてください。
人生百年時代と言われる今、皆さんはまだ十二年分の経験しかしていません。
これから楽しいこと、苦しいこと、悲しいこと、たくさんの経験をすると思います。
そして、ここにいる皆さんが、それぞれ違う人生を歩みます。
しかし、周りにいるたくさんの方への【おかげさま】であることを忘れず、【ありがとう】の感謝の気持ちを常に持ち、そして、自分の揺るぎない【信念】をもつことは、ここにいる卒業生52人、全員が同じようにできることです。
そのことを胸に刻んで、一歩ずつ進んでいってください。
最後になりましたが、校長先生をはじめ、教職員の皆さま、子どもたちを日々熱心にご指導してくださり、本当にありがとうございました。そして、ご多忙の中、ご臨席を賜りました地域の皆様、日頃から様々なご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
また保護者の皆様には、六年間PTA活動にご協力をいただき、ありがとうございました。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
どうぞお子さまが、卒業されましても、今後は地域の一員として子どもたちを見守っていただけますよう、お願いを申し上げまして私からのお祝いの言葉とさせていただきます。
皆さん、ご卒業おめでとう。
令和七年三月十八日
高松市立鬼無小学校 PTA会長 久保 敦志