親子関係が変わる!気づきのヒント~鈴木裕美先生 講演会~

「落ち込まなくていい。みんなこんな感じですよ~!」

そう和やかに話して下さったのは鈴木裕美先生。
毎月小学校から配布されていた『Dr.ひろみのハッピー子育てひろば』
執筆されている先生と言えばわかる方も多いでしょうか。

6月28日(水)鬼無小学校にて
香川大学医学部 小児科専門医の鈴木裕美先生をお招きしての子育て講演会がありました。

テーマは“家庭における親子関係の気づきと築き”ということで

子どもが求めていること、接するときの関係の育み方、生きる力の大切さ、思春期に親ができることについて、
小児科医ならではの視点・母親としての視点の両方から、分かりやすく身近な事例を取り上げながらお話くださいました。

ユーモアを交えながら、テンポよくお話しいただき、あっという間の45分間でした。

子どもが求める3つのこと
【愛してほしい・見てほしい・認めてほしい】
分かってもらう経験が社会に対するいいイメージを作る♡
子どもの目を見て1分話を聞く+前向きな相槌を打つ。子どもの話を最後まで聞く。毎日やってみてください♪
結果ではなく経過に注目した声かけでやる気を育てる。なんでなんで攻撃をやめて、未来に注目した問題解決能力を育てよう!

私が特に気になったのは“ポジティブフィードバック”についてです。

【例1】
私「ご飯つくったよ~。味どう?」
夫「いいんじゃない。」
私(頑張って作ったのにとイラっとする)

よりも…

【例2】
私「ご飯つくったよ~。味どう?」
夫「今日のいいね! すごく美味しい。」
私「嬉しい♪ また作るね。」

の方が、ポジティブな関りができる。

例は夫ですが、子どもにも1日1回いいねを伝える、
「○〇してあげて優しいね。」と具体的に褒めることで
“これが良かったんだ”と次の行動が変わるそうです。

また、いいねをたくさん伝えることで中脳からドーパミンが分泌されます。
前向きな関りを通して、自信とやる気が育つそうです。

ママさんたちも熱心にメモしていました。

今回は、赤ちゃん連れの子育て世代から、地域子育て関係者の皆様、孫育て世代の方まで参加されており
みなさん先生の話に聞き入っていました。

小5~中2ごろの思春期についてのお話の時に
うんうんと頷いている方が多かった様に感じました。

本当に、子育ては何年たっても初めてのことばかりで悩みが尽きません。
正解がないからこそ、子どもとどのように関わっていくのか
日々の土台づくりが大事なんだと感じました。

鈴木先生、たくさんのヒントをありがとうございました。



講演会のあと、鈴木先生に
子育て支援活動を始めたきっかけについて伺いました。

きっかけは、長子との関係が劇的に変わったことです。長子の子育ての時に厳しくして責めたのに、下の子たちには甘くしてしまった経験があります。大きくなってから長子の本音を知る出来事があり、そこから自分から関わり方を変えました。その経験から「親子関係はいつでもやり直せる」「自分が変われば、子どもも大きく変われる」「つらい思いをする子を減らしたい」と考えて活動を始めました。

鈴木裕美先生プロフィール
神奈川県生まれ。一男二女の母。
香川大学医学部小児科で勤務し、医学部および地域での教育や行政と協同で子育てや非認知能力、ネット依存の研究を行っている。また母親として、小児科医として得た知識や経験を生かし、子どもに関わる人々の力になりたいと考え、NPO法人親の育ちサポートかがわを設立し、子育て支援活動を行っている。毎月、県教委を通して香川県内の学校に「Dr.ひろみのハッピー子育てひろば」(子育て通信)を発信、HPにも掲載している。

鈴木先生のHPをご紹介します。

『Dr.ひろみのハッピー子育てひろば』のバックナンバー
「思春期編」も読めるそうです!

みなさん見られてみてくださいね。

Dr.ひろみのハッピー子育てひろば – NPO法人   親の育ちサポートかがわ

「Dr.ひろみのハッピー子育てひろば」は、2017年度より3年間、香川県教育委員会と協同で行っていた「非認知ス…